代表挨拶
弊社ブランド「三代目 俵屋玄兵衛」は、海外初の日本産米専門店として、2009年に香港で産声をあげました。きっかけは「自分たちが本当においしいと思うお米を海外でも食べたい」というものでした。当時香港には鮮度・食味ともに満足できる日本産米がなく、他国で生産された日本品種米が主流でした。日本産米は農家のたゆまぬ努力の末に生まれた、言うなれば技術の結晶。味や香りもさることながら、冷えた後でも黄色くならず、おいしく食べられる点は、たとえ同品種であっても他国産の日本米では再現することができません。
そこで、自分たちが納得できる安全でおいしい日本産米を直接仕入れる為、私たちは全国の産地を渡り歩き、生産者を訪ね、試食を繰り返しました。当初は「安い外国産米のある海外で受け入れられるはずがない」「無謀な挑戦じゃないか」といった声もたくさん頂戴しました。しかし、そんななかでも綺麗な水・空気・土といった環境、そしてなにより情熱をもってお米作りに取り組み、一緒に「メイド・イン・ジャパンのお米」の良さを世界中に広めるという、私たちの強い理念に賛同してくださった北海道蘭越の坂野さんや長野県八重原の滝沢さんをはじめとした、全国の心強い生産者・パートナーと出会うことができました。そのような生産者の皆さんの熱い後押しの中、「是非このお米を」と納得した最高品質のお米のみを厳選しております。
俵屋玄兵衛の一番のこだわり、それは「世界一の日本産米を最高の状態で」。お米は生鮮食品。全国の生産者から預かった大切なお米を、最適な環境に保った低温コンテナで玄米のまま輸出し、現地でも同様の低温倉庫にて保管しています。そして、お届け日にあわせてオーダー毎に海外の自社精米所にて精米。熟練の精米士がその日の気温・湿度といったコンディションにあわせて、精米と梱包を行うことで、鮮度・品質ともに最高の状態で、お客様の元へお届けすることができます。この妥協のない「こだわり」ひとつひとつが、俵屋のお米の品質を支えていると自負しております。
現在、私たちは「新鮮でおいしい日本産米を世界中で食べて頂きたい」という想いから、香港に続き、シンガポール、台湾、アメリカハワイ、ニューヨーク、ベトナムでも同様のサービスを展開しご好評頂いております。また、お米を販売するだけではなく、「お米のソムリエ」が在籍し、お米の知識や生産過程、炊き方、レシピ、日本のお米の背景にある文化を海外現地の各種メディアや学校、イベントなどで紹介し、海外の方にも日本のお米や食文化を深く知って頂き末永く愛して頂ける様、「日本産米伝道師」としての活動も行っております。さらには、現地のお客様の声にお応えすべく、同じお米から出来ている日本酒や、より美味しく食べて頂くためのご飯のお供といった加工品や嗜好品、調味料など、安心・安全なこだわりの日本産食品も取扱いを開始しました。
これからも日本産米伝道師として、世界中に新鮮でおいしい日本産米を広めるべく、引き続き邁進して参ります。今後とも皆様のご支援を賜ります様、お願い申し上げます。
株式会社Wakka Japan
代表取締役 出口 友洋
グループの取組と歩み
海外ニーズに応えるため長野県伊那市長谷の中山間地に農業生産法人「the rice farm」を立上げ、無農薬無施肥の稲作と、そこからの日本酒や甘酒、餅や粥などの加工品も開発し新しい農業モデルの構築にも取り組んでおります。
2009年 | 香港精米所(Wakka International)開設 ~海外初の日本産米専門店として事業スタート~ |
2011年 | シンガポール精米所(Wakka Singapore)開設 |
2013年 | 日本法人 株式会社Wakka Japan 設立(北海道札幌市) 台湾精米所(Wakka Taiwan)開設 |
2016年 | ホノルル精米所(Wakka USA)開設 |
2017年 | 農業生産法人 株式会社Wakka Agri 設立(長野県伊那市) ~海外市場に特化した『自然栽培』で稲作を開始~ |
2018年 | ホーチミン精米所へ輸出開始 自然栽培のお米を原料にした「玄米パフ」を製造・輸出 |
2019年 | ニューヨーク精米所(Wakka USA)開設 自然栽培のお米を原料にした「玄米あま酒」を製造・輸出 台湾にて、おにぎり製造・販売事業「the rice stand」を展開 |
生産者さんのご紹介
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うまい米、蘭越にあり。
周囲をニセコ連峰等の山岳に囲まれた、お米の産地「蘭越町」。
う~ん、空気が美味しい!そんな自然豊かな蘭越で米作りに取り組まれている、坂野さん。雄大なニセコ連峰に囲まれた盆地の地形が寒暖の差を大きくし、日本有数の清流・尻別川が豊富な雪解け水と共に肥沃な土を運んできます。
つまり、蘭越には美味しいお米を作る為の条件が全て揃っているということ。米作りには絶好の土地・蘭越で坂野さんの愛情をたっぷり受けて育て上げられた、納得のお米。香港と台湾でお楽しみ頂けます。
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長野でお米?いやいや、長野のお米が美味しいんです。
滝沢さんの田んぼがある「八重原台地」は、信州の蓼科山(たてしなやま)系の裾に広がる中山間地にあります。
実はこの八重原台地、米作りに必要な条件が全て揃った、長野県内有数の特A良質米(日本穀物検定協会が行う、産地品種ごとの「食味ランキング」での最高ランク)産地なのです。
米作りへの情熱は、誰にも負けない滝沢さん。丹精込めて作り上げた極上の八重原米は、香港・台湾でお楽しみ頂けます。
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自然を愛する。
生態系を壊してしまうような、必要の無い農薬は撒かない。
自然の力を信じ、最小限の手助けをする。
自然に近い状態での栽培にこだわりを持つ。
そんな大久保さんの手によって守られた、自然そのままの美しい田んぼ。そこには、様々な生き物たちが、生き生きと生息しています。ツヤのある美しい見た目と、米本来のやさしい香り。もちもちの食感とともに、口いっぱいに深みのある甘さが広がります。大自然の恩恵を受けて育った大久保さんのお米は、五感を駆使してお召し上がり下さい。香港・ニューヨークでお楽しみ頂けます。
採用情報
日本産米伝道師求む!
弊社は、海外初の日本産米専門店として『三代目 俵屋玄兵衛』『the rice factory』というブランド名で、香港・シンガポール・台湾・ハワイ・ニューヨークで精米所を運営しています。
精米したてのお米を個人のお客様や飲食店様へ販売するだけでなく、美味しい炊き方や保存方法など、お米に関する正しい知識や文化を伝えることで、日本産米を通した本物の日本食文化の啓蒙も行っております。
目標とする『10拠点展開』に向けて、日本及び海外拠点スタッフを募集いたします!
経験よりも人物重視、気持ちをもって活動してくれる方にお会いできると嬉しいです。また、お米が大好きな方からの応募もお待ちしています!
日本 | 海外拠点 | |
仕事内容 | 経営・業務全般
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海外拠点の経営・営業全般
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勤務地 | 北海道札幌市 | 既存拠点もしくは今後進出予定の国・エリア |
勤務時間 | 9時~18時(昼休憩1時間) | |
給料 | 応相談 | |
休日 | 週休2日、祝日 | |
応募資格 |
(※ただし、お米を扱う関係上、体力に自信のある方) |
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応募方法 | お問い合わせフォームよりご連絡下さい | |
採用プロセス |
書類審査 |
会社概要
会社名 | 株式会社 Wakka Japan |
住所 | 〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西5丁目5-5 北日本中央ビル 4-C |
電話番号 | 011-200-5454 |
設立日 | 2013年7月19日 |
事業内容 | 世界各地で日本産米専門店「三代目俵屋玄兵衛」「the rice factory」を展開 現地精米にこだわり、製品を海外の飲食店及び一般ユーザーに販売 「三代目俵屋玄兵衛」「the rice factory」への供給業務(調達・輸出) グループ全体の販売管理・経営企画 |